在韓駐在員の現地リポート


by nazdravie
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【外国語こぼれ話 #002】 Gas Wasser!?(炭酸水)

外国に行っていつも思うのは、「その国のことばを片言でも話せれば、旅行がもっと楽しくなる」ということ。もちろん、英語ができれば、世界中どこに行ってもとりあえず通じるし、いろんな人とコミュニケーションもとれて楽しいに違いありませんが、現地語でちょこっと話しかけると、みんなうれしそうな顔で応えてくれます。

以前旅行でベルリンに行ったとき、大学の第2外国語で習った「Schönes Wochenende!(シェーネス ヴォッヘンエンデ:よい週末を)」というドイツ語を、ここぞとばかりに使いまくりました。街の雑貨屋の店員に、トイレ係の人に、レストランの従業員に……。ドイツの人はどこか堅苦しくて冷たそうな印象がありましたが、ドイツ語で簡単な挨拶を交わすだけで、とてもフランクに、そして親切に接してくれました。

ところが……。

日曜日になって、友だちがひと言。「そろそろ違うことばにしたら?明日は週末じゃないよ」

ということで、新たに教えてもらったのが、「Schönen Tag noch(シェーネン ターク ノッホ)」というもの。どういう意味かはっきり覚えていませんが、「(今日の)残りの時間も楽しく過ごして下さい」とかいうニュアンスだったと思います。それはさておき、このフレーズは重宝しました。というのも、曜日にかかわらず、いつでもどこでも、別れ際に使える便利な表現だからです。

日本語だと「さようなら」とか「じゃぁね」に当たるこの表現、教科書には「Auf Wiedersehen!(アウフ ヴィーダーゼーエン:さようなら)」とか、「Tschüß!(チュース:じゃあね)」とあります。

ベルリンでもうひとつ、面白いエピソードがありました。ドイツに限らず、ヨーロッパではふつうのミネラルウォーター以外にも、炭酸水がよく飲まれていて、単に「Wasser(ヴァッサー:水)」と言うと、この炭酸水が出てくるケースも少なくありません。

さて、雑貨屋にミネラルウォーターを買いに行ったときのこと。「Wasser, bitte!(ヴァッサー ビッテ:水ください)」と言おうと思いましたが、炭酸水が出てくるかもしれないと思い、少し考えてみました。「炭酸水じゃないやつ」と言いたかったんですが、残念ながらドイツ語で何と言えばよいのかわかりませんでした。そこで、あるのかないのか、無理やりことばを作って「No Gas Wasser, bitte!(ノー ガスヴァッサー ビッテ)」と言ってみました。直訳すれば「ガス水(=炭酸水)じゃないやつください」。さて結果は?

この英語ともドイツ語ともつかない、おかしなことばに、店員さんは笑いながらミネラルウォーターを差し出してくれました。ちなみに、ドイツ語で炭酸水は「Sprudel(シュプルーデル)」というそうです。このあと、行く先々で「Gas Wasser, bitte!」を連発したのは、言うまでもありません(笑)。

いや、ひょっとしたら、このGas Wasserという表現、正しかったりして!?
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by nazdravie | 2006-07-07 00:24 | 外国語こぼれ話