在韓駐在員の現地リポート


by nazdravie
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【ヨーロッパ旅行記 #010】 ハンガリーの英雄はスロバキアの悪者?

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「ナポレオンはフランスでは英雄だけれども、ドイツでは悪者」といった話を聞いたことがあります。日本でも、豊臣秀吉、西郷隆盛、伊藤博文といった人たちは偉人として尊敬を集めていますが、お隣のここ韓国では、それぞれ朝鮮出兵の元凶、征韓論の代表的論客、朝鮮総督府の初代総督、といった悪者イメージで通っています。ある国での英雄が他国では悪者、というケースは、そう珍しくないのかもしれませんね。

で、この写真の人。ハンガリー東部の町・ミシュコルツ(Miskolc)で見つけたんですが、コシュート・ラヨシュという、ハプスブルク家の支配からの独立を宣言した、ハンガリーの民族的英雄だそうです。でも、僕がコシュートの写真を撮っていると、横でスロバキア人の友だちが、「こいつはスロバキアを支配した悪い奴だ」と、険しい顔をしていました。スロバキアは、何と約1000年間ものあいだ、ハンガリーの支配を受けてきたといいますから、なるほど、彼らの気持ちもわからなくもないな、という気がしました。

写真をよく見ると、コシュートの頭の上にハトが乗っかっています。彼らはこれを見て「なかなかうまく撮ったじゃん!」とうれしそうな顔で誉めてくれました。

そんなつもりで撮ったわけじゃないんだけど……、ま、いっか(笑)。




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8月3日(木)

さて、この日はベトリア城(写真)というところに行ってきました。昔の貴族が住んでいたところみたいなのですが、スロバキア語の説明だったので、よくわかりませんでした。ときどき案内のお嬢さんが英語で説明してくれたのですが、あちらの英語も片言、こちらの英語も片言なので、わかったような、わからないような……。

ここで、今回のスロバキア滞在中、唯一の東洋人観光客を発見しました。スロバキア人の友だちは「あれは韓国人だ」と言っていましたが、僕が見るかぎり、どう見ても日本人。間違いないと思います。でも、あんまりジロジロ見ていると、こちらも目立つので、ちょっと失礼かなと、ちらっとだけ見てその場を後にしました。

ベトリア城を出て、世界遺産のスロバキア・カルストのひとつ・オクチンスカ洞窟を見に行き、お次はいよいよハンガリーです。ハンガリーは初めて行くので、結構ワクワクドキドキ。いったいどんな国なのか、好奇心は高まるばかりです。

まずは国境での入国審査。車での越境だったんですが、ポーランドとの国境であったような、のんびりした入国審査ではなく、空港並みにパスポートを細かくチェックされました。

そして無事パスポートにスタンプを押してもらい、一路ミシュコルツ(Miskolc)へ!
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by nazdravie | 2006-08-16 22:05 | ヨーロッパ旅行記