在韓駐在員の現地リポート


by nazdravie
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【おもしろ韓国語講座 #047】 필름이 끊기다(記憶がなくなる)

日本もそうですが、韓国でもお酒の席でついつい飲みすぎてしまう人が少なくありません。そして、ある一線を越えてしまうと、突然人が変ったかのように大声で叫んだり、暴れたり、おかしな行動をとったり……。夜中のソウル市内を歩いていると、そんな人たちを見かけることもしばしば。

翌朝起きて、脱ぎっぱなしの服やズボンの散乱した部屋を見て、「あれ、昨日どうやって家に帰ってきたんだろう」。酔っ払いすぎて記憶を失った人が、よく経験するパターンですよね。こんなとき、韓国語では「필름이 끊겼다(ピルルミ クンキョッタ:記憶がなくなった)」と表現します。直訳すると「フィルムが切れた」、つまり記憶のフィルムが切れて、その後のことを覚えていない、ということです。

さて、前の日に酒を飲んで、家に帰る途中、道でこけて顔を擦りむいたとします。すると翌日、友だちが昨夜のことを心配して、「야, 너 어제 왜 그랬어? 필름 완전히 끊겼지?(ヤ ノ オジェ ウェ グレッソ?ピルルム ワンジョニ クンキョッチ?:おい、オマエ昨日どうしたんだよ。(昨日のこと)ぜんぜん覚えてないだろ)」と聞いてきます。そして頭の擦り傷を見て、「(ノ オジェ ノモジョッソ?:オマエ、昨日こけたんか?)」と更に尋ねてきますが、韓国人はここで、道でつまずいてこけたなんてことは、口が裂けても言えません。

「길바닥이 갑자기 벌떡 일어섰어(ギルバダギ ガプチャギ ボルットッ イロソッソ:道路がいきなり起き上がってきたんだよ)」なんてシラーっと言ったりするんですから、大したものです。これが電信柱にぶつかろうものなら、「전봇대가 다가와서 나를 쳤어(ジョンボッテガ ダガワソ ナルル チョッソ:電信柱が近づいてきて、俺に殴りかかってきたんだ)」。ここまで来たら、もう何も言うことはありません(笑)。
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by nazdravie | 2006-09-05 21:56 | おもしろ韓国語講座