ラストゲーム in 2006
2006年 12月 21日
カル・リプケンじゃありませんが、今年の僕のアニャン連続観戦記録も、この日(20日)で最後です。23日からしばらく韓国を離れるので、今シーズンのレギュラーシーズンも、ナマで観戦するのはこの日で最後です。あとはネットを見ながら、3位でプレーオフ進出するのを祈るのみ!
ということで、中国の北京を本拠とする浩沙(ホサ)とのゲーム。中国のチームは、昨年見たノルディック・バイキングス以来なんですが(このチームは、はっきり言って中国人がいませんでした)、現在7位で今日は余裕の勝利!と、タカをくくって見に行きました。ところが、この浩沙というチーム、なかなかよいチームでしたよ。
写真にもありますが、何人かの浩沙の選手は、緑色のスティックでプレーしていました。これ、けっこう気になりました。中国ではこんな色のスティックが流行っているのかな?最初はどこかしっくりこない感じでしたが、まぁこれはこれでいいのかな?なんて思ったり(笑)。
この日は故障で長らく欠場していた、#37 Z・ネドベド選手が久しぶりのスタメンでした。スタンドにはたくさんの家族やお友だちも来られていたみたいで、今日は何かやってくれそうな予感が……。
と、そんな予感がこのゲーム、見事に的中しました!試合開始からしばらく、浩沙に攻め込まれていたハルラ。ゴールポストにあたり、あわや失点!という危なっかしい場面を#31 ファルタ選手のファインセーブで凌いだ後、Z・ネドベド選手が復活をアピールする先制ゴール!開始10分での出来事でした。Z・ネドベド選手はこの日2ゴールで、どうしてもこれから3位に滑り込みたいハルラとしては、心強い助っ人が復帰しました。
しかし、そんなZ・ネドベド選手の影も薄くなるような大活躍を見せたのが、#89 キム・ハンソン選手。第2ピリオドで第3ピリオドでそれぞれ1ゴールずつ決め、何とここ3試合で6ゴールの固め打ち。何かにとりつかれたような、といっては何ですが、本当にシュートを打てばゴールに入るような、まさに絶好調そのものでした。
ハルラは#55 J・ネドベド選手もあざやかな中距離シュートを決めるなど5-2で浩沙を下しました。まぁ危なげのない試合運びで、トータルでは一方的なハルラのワンサイドゲームとなりましたが、最後に2点を返して粘るなど、浩沙の選手は思った以上にすばらしいプレーを見せてくれました。もう数年経てば、プレーオフ争いに必ず食い込んでくると思います。
日程の関係で、次にアニャンで観戦するのはプレーオフ。そのためにも、何が何でも3位に、それがダメでもせめて4位に入って、プレーオフの初戦からナマで応援できるよう、ハルラの選手にはもうひと踏ん張りがんばってほしいものです。