恐るべき上海のひき逃げ犯
2007年 01月 03日
①恐るべき上海のひき逃げ犯
上海では、人を轢いた運転手は、被害者をもう一度轢いて、完全に殺してしまうケースが多々あるそうです。というのも、もしひどい障害などが残ってしまった場合は、とてもそれを補償(賠償?)するだけの経済的余力がないので、いっそ殺してしまって刑務所に行くなり、それなりの罰を受けるほうが、自分にとって有利だからとか。何とも物騒で恐ろしい話です。
そういえば、帰りに上海浦東空港へ向かう高速道路で、運転席がペシャンコになったトラックと、運転手の遺体らしきものが乗せられた担架を見ましたが、上海、というより中国の交通事情はかなり劣悪で、いつケガをしても、いや、いつ死んでも不思議ではないくらいです。
数日前の雲南省でのバス事故を持ち出すまでもなく……。
②中国人がご飯を食べるとき、茶碗をもつ理由
今回中国人と食事をしたとき、中国人はご飯を食べるときに茶碗を持って食べるのか、ちょっと気になって尋ねてみました。答えは持って食べる、とのこと。韓国では置いて食べるのがマナーなので、中国は日本と同じみたいです。
そして、茶碗を持って食べる理由についても教えてくれました。一生懸命働いたその証(対価)としてご飯にありつけるわけなので、茶碗を持ってありがたくいただくことで、感謝の念を持ち、またこれからも一生懸命働こう、という気持ちを持つのだとか。まぁ、本当にそれだけの理由かはわかりませんが、なかなか薀蓄のある話ですよね。
ちなみに、中国はお酒の注ぎ足しOKです。韓国ではぜんぶ飲み干してから注ぎますから、これも日本と同じですね。
③脅迫まがいの靴磨き屋
上海中心部、南京西路を歩いていたとき、後ろから靴磨きのオヤジが近づいてきて、何かを言ってきます。たぶん靴を磨いてやるとか、そんなことだと思うんですが、ずっと無視してもひつこくついてきます。そこで、ちょっと立ち止まって「もう行けよ」って言おうと思ったその瞬間、このオヤジ、僕の靴にチューブ状の白い練りもののようなものを付けてくるではありませんか!!!何てヤツだ!頼みもしないのに人の大事なクツに(怒)!
一発引っ叩いてやろうかと思いましたが、そこは共産中国。フセインまでとはいかないまでも、何かやっかいな問題になってもいけないので、ちょっと文句を言って追い返す程度に止めておきました。でも、ホント「そこまでやるかよ!」って感じで、かなり気分悪かったです。