在韓駐在員の現地リポート


by nazdravie
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「侘び・寂び」を英語で何て言うの?

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この年末年始は、京都に行ってきました。スロバキア人の友だちを案内するのが、そもそもの目的だったんですが、実際にはふたりで彷徨いながら京都を「探訪」していました(笑)。

この友だち、日本語が結構話せるんです。はっきり言って、僕が拙い英語でシドロモドロ説明をするよりも、よっぽど効率的。それでも、英語がネイティブ級の彼女にとって、英語のほうが理解しやすいみたい。さぁ、大変です。京都について、どうやって英語で説明すればよいのでしょうか?

①日本の庭園
ガイドブックによると、日本の庭園は大きく3つのタイプに分けられるそうです。枯山水(水を用いずに山水の風景を表現する庭園)、池泉回遊庭園(池の周りを巡ったり、舟に乗ったりして景色を楽しむ庭園)、それに鑑賞式庭園(濡れ縁や窓をとおして、景色を一枚の絵画のように部屋の中から鑑賞するもの)がそれ。恥ずかしながら、こんな区別があるのを、今回初めて知りました。

「枯山水」って、英語で何て言うんでしょうか?TOEICはおろか、英検すら受けたことのない僕には、思い浮かぶ単語すらありません。ということで、「No water river garden」なんて適当なことを言ってました(恥)。でも、ウィキペディアで調べると、「Japanese rock garden」とありました。なるほど、「石庭」か!うまいこと言うなぁ。ちなみに、アルクの英辞郎には「dry garden style」とありました。ふむ……。

じゃ、「池泉回遊庭園」はどうなんでしょう。「A garden which you enjoy looking around a pond in the garden.」といった感じ?ウーン、よくわからない。でも、これだと名前がちょっと長すぎるような。ま、意図が伝わればそれでいいんでしょうが(笑)。ウィキペディアにも、英辞郎にも載ってなかったので、一般的に何と呼ばれているのか、未だわかりません(他にも調べる方法はあるんでしょうが、とりあえず面倒くさいんで^^;)。

最後の「鑑賞式庭園」。「A garden which you enjoy looking at the garden like a painting in a frame from a room.」ってな感じ?長~い!やっぱりちょっと違うような。日本の美、に限らず、ある文化の特徴を他の言語で説明するって、結構大変ですよね。

②侘び・寂び
「侘び・寂びって何?」という予想外、でも当然あり得る質問も、僕はまともに答えることができませんでした(泣)。鹿威しの乾いた音、小川を流れる水が小石にぶつかって聞こえる微かな音、その雰囲気……、そんなものが「侘び・寂び」だ!などとうそぶいていたんですが、ウィキペディアで調べてみると……。

「The words wabi and sabi do not translate easily.(侘び・寂びということばは訳しにくい)」とあります。そうですよね。単に僕が無知だという理由だけじゃなくて、やっぱりピッタリと当てはまることばが英語にはないんですよね(と、自分に言い聞かせている)。

ウィキペディアにもそれなりの解釈がしてありますが、僕には英辞郎の訳のほうがわかりやすかったので、自分なりの結論としては、こちらということにします。それによると、「侘び」は「taste for the simple and quiet(簡素さと静寂の味わい)」、「寂び」は「deep mysterious beauty(深い神秘的な美)」。

ま、どっちにしても、抽象的ですよね。ま、それが「侘び・寂び」の本来の魅力なのでしょうが。
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by nazdravie | 2007-01-05 23:13 | いろいろ