これぞ「氷上の格闘技」?
2007年 01月 22日
が、どうもカンウォンとの相性が悪いのか、その5分後に#29 モレン選手と#58 バド・スミス選手に相次いでゴールを許してしまい、あっさりと逆転されてしまいます。ウーン、ゴーリーの技術的な問題というよりも、あと、この試合だけの問題というよりも、今シーズンはどうもディフェンスが心許なかったような気がします。とにもかくにも、第1ピリオドはカンウォンの1点リードで終了。
といいたいところですが、この第1ピリオド、終了のホイッスルが鳴ったのは、開始からちょうど1時間後の3時。普通にやってれば20分そこそこで終わるものが、なぜこんなに長引いたのか?そう、アイスホッケーとは切っても切れない「乱闘劇」が、このピリオドで勃発したのです。何が原因だったのかよくわかりませんが、ハルラの#45 瀬高選手がカンウォンの#29 モレン選手を小突いたのが事の発端(に見えました)。そこから両チームの選手が入り乱れ、小突き小突かれのバトルが始まりました。
瀬高選手とモレン選手のバトルがおさまったかと思ったら、今度は別のほうで#79 ユン・ギョンウォン選手がカンウォンの選手(誰だったかよく覚えてません。ゲームシートからして、#12 イ・ミョンウ選手だったかも)が、第1ラウンド(?)をはるかに超える大バトルを展開。
結局瀬高選手は14分間の退場(相手のモレン選手は4分間)、ユン・ギョンウォン選手はナント、ゲーム・ミスコンダクトで一発退場!その他、この乱闘劇でハルラ#12 イ・ユンギ選手が4分間、カンウォンのイ・ミョンウ選手が14分間、#21 ティム・スミス選手が4分間の退場。ペナルティ・ボックスは大入り満員の大盛況となってしまいました。
第2ピリオドに入ると、開始約3分にカンウォン#17 キム・ギュヒョン選手、約10分に#21 ティム・スミス選手がそれぞれ追加点を挙げて4-1に。昨日と同じく、ワンサイドゲームに雰囲気が漂ってきました。
しかし!このイヤな雰囲気を断ち切ったのが、今期のアシスト&ポイント王に輝いた#43 マルティネツ選手☆ 反撃の烽火を上げる痛快なゴールで4-2と2点差で第2ピリオドを終えました。
この試合中、ずっとカンウォンの押されっぱなしだったハルラ。第3ピリオドの終盤で怒涛のような波状攻撃を見せ、開始10分で#55 J・ネドベド選手の目の覚めるようなファイン・ゴールでついに1点差!あと残り10分、試合はわからなくなってきました。
が、ホーム最終戦を有終の美で飾りたいカンウォンもこれ以上のゴールは許さず、結局4-3でカンウォンが勝利。今期の全日程を終えることとなりました。この結果、この両チームはプレーオフで再び対戦することに。今日以上の激しい戦いが予想されるプレーオフ、必見です♪