在韓駐在員の現地リポート


by nazdravie
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【ヨーロッパ旅行記2007 #003】 ホーム・オブ・ピルスナー

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ピルスナービールというのをご存知ですか?淡い琥珀色の下面発酵ビールのことを言うのですが、簡単にいえば、日本で流通しているほとんどの黄色いビールが、このピルスナーに属する、と考えてもらえれば、だいたいわかってもらえるのではないかと思います。このピルスナーという言葉はドイツ語で「ピルゼンの」という意味で、ピルゼンはチェコ語でプルゼニュ、つまり、ピルスナーの語源がまさにプルゼニュという街の名前なんです。

もし飲み屋で「ピルスナー・ウルケル」というビールを飲む機会があれば、そのラベルをよく眺めてみてください。上の写真にあるゲートが描かれているはずです。そう、僕はついにこの「ビールの聖地」、プルゼニュで、「ピルスナーの生まれ故郷」、ピルスナー・ウルケルの工場に足を踏み入れたんです!




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7月30日(月)

今回の旅行の目的はいくつかあったんですが、ビールの聖地・プルゼニュでピルスナー・ウルケルの工場に行くことも、そのうちのひとつ。3度目の中欧旅行にして、やっとここに辿りつきました。

工場というと、煙や無機質な建物など、どちらかというと暗いイメージを思い浮かべてしまいがちですが、ウルケルの工場(写真)は緑豊かで、敷地内にビアレストランやみやげ物屋、観光案内所があるなど、さながら「ビールのテーマパーク」といった感じです。ビール工場の見学そのものが今回初めてだったんですが、案内人のユーモアあふれる説明で、ともすれば退屈になりがちな工場見学がとても楽しく感じられました。

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見学後は、お待ちかねの試飲タイム!地下道に保管されている樽の中のできたてビール(写真)をコップに注ぎ、見学者全員で「Na Zdravie(乾杯)!」。いやぁ、本当に至福のひとときでした♪ ちなみに、ユラちゃんは仕事があってこの後ベルリンへ。次はブダペストで合流です(出張の合間を縫ってのヨーロッパ旅行、スゴイ……)。

さて、旅にハプニングはつきもの、とよく言いますが、この旅でも3日目にして早速ハプニングが発生してしまいました。工場見学の後、プルゼニュ市内にあるビール博物館付設ビアパブで早速“2次会”(厳密にいうと、工場内のビアレストランで一杯やってるので、”3次会”が正しいのですが)。やはり本場のビールは違う!と、感激しながらジョッキを空けていったわけですが、午後7時過ぎになって、チェコ人のミレクがひと言。

「あれ、荷物はどうしよう?」

そう、僕たちはトランクなど大きな荷物をプルゼニュ本駅の手荷物保管所に預けていたんですが、そこの営業時間が午後7時まで!大急ぎで残りのビールを空けて(こんなときでも飲んでるのがスゴイ!)、一路プルゼニュ本駅へ。ところが、残念ながらすでに窓口は閉じた後でした。

仕方なく、次の目的地であるチェスキー・クルムロフ行きは翌日に延ばし、予約していたホテルはキャンセル(返金なし)。急遽プルゼニュ駅前の4つ星ホテルに泊まることに。ところがどっこい、このホテル。「どうせチェコの地方の4つ星でしょ」なんて考えていたら、実際はその逆。大当たりのホテルでした。広いし、綺麗だし、スタッフも親切。まさに怪我の功名!

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凹んだ後の幸運だけに、ホテルに荷物を置くと早速、さっきまで飲んでいたビール博物館に向かっていきました。この日もやっぱり、最後まで飲みでした(汗)。最後の写真はビール博物館付設ビアパブに掲げてあった黒板。「NEFILTROVANE」とは、フィルタリングなし、つまりビール酵母を取り除く前のビールを売ってますよ、ということ。まさに本場だからこそ味わえる、本物の味です!

ちなみに、荷物のほうですが、プルゼニュ本駅の駅員さんが、わざわざ午後10時ごろに鍵を持って駅まで戻ってきてくれたんです。そこでめでたく荷物を受け取ることができました。もちろん駅員さんの親切には大感激ですが、それをネゴした友人のミレクには本当に感謝、感謝です。「共産主義の名残で、サービス精神ゼロ」なんて酷評されていたチェコ国鉄ですが、なかなかどうして、無愛想な表情とは裏腹に、なかなか粋なことをしてくれました☆
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by nazdravie | 2007-08-10 01:47 | ヨーロッパ旅行記