在韓駐在員の現地リポート


by nazdravie
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

カテゴリ:外国語こぼれ話( 6 )

最近なぜかチェコ人と飲みに行く機会が多いんですが、その席で彼らがいろいろなチェコ語のスラングを教えてくれます。韓国語のスラングもたいがい卑猥で汚いものがたくさんありますが、チェコ語も負けてはいません(笑)。

先週は、あるチェコ人女性に「kurva(クルバ)」というのを教えてもらいました。これにはいろいろな意味があって、ひとつは「売春婦(prostitute)」。それから転じたのか、「FxxK」という意味もあります。いや、「FxxK」が転じて「売春婦」になったのかも?まぁ、どちらにしても、汚い言葉だということに変わりはありません。

もちろん、こんな意味で使ったらエライことになります。仮に冗談としても、女性にこんな言葉を投げかけようものなら、冷たい軽蔑の視線か、熱い鉄拳が飛んでくること間違いなし(^^;)

で、この「kurva」ですが、それ以外に日常生活でも「たぶん」使えそうな意味もあるんです。うっかり物を床に落としてしまったり、なかなか事がうまく運ばなかったりしたとき、日本語では「クソッ!」、英語だったら「shit!」とか言いますよね?チェコ語ではこんなとき、「kurva!」を使うんだそうです。

もしチェコ人とビールを飲みに行って、フォークがなかなかソーセージにささらずイライラしたときなんかに、この「kurva」を使ってみてはいかがでしょうか?内心「下品な人ね」と思われるかもしれませんが、大ウケすること請け合い(のはず)です!

そうは言っても、この手の言葉は、やはりフォーマルな席や女性の前で言うのは止めたほうが無難でしょうね(という僕は、女性から教えてもらったんですが^^;)。それでもウケたい!というのであれば、あえて止めはしませんけど(笑)。
[PR]
by nazdravie | 2007-09-17 22:33 | 外国語こぼれ話
似たような発音やスペルのことばも、使われる言語によって意味が正反対になったり、おかしな意味になってしまうことがあります。例えば、カンボジアに行ったとき、日本語の「キレイ」という発音が、あちらのクメール語では「ブス」の意味になってしまうという話を聞きました。ホント、ひとつ間違えると大変なことになってしまいますね!

最近、「Spectacular Slovakia」というウェブサイトで、それと同じようなことに触れたコラムを見つけました(5年前に書かれたものですが)。記事によると、英語とスロバキア語は、お互い似たような表現があるけど、実は意味は正反対だったり、違ったりするものが少なくないとのこと。

例えば、「host」という単語。英語だけじゃなく、日本語でも「ホスト」といえば、「お客さんを迎える側の人」のことですよね。ホストクラブとかホストファミリーとかを挙げるまでもありませんが。ところが、スロバキア語では、「host」は「お客さん」、つまり「guest」のことなんだそうです。英語の「host」は、スロバキア語では「hostitel」。語源はどちらもラテン語の「hostis(敵)に由来しているとか。

その他にも、スロバキア語の「Kanady」は、英語で「Canadian(カナダ人)」のほかに、軍人が履く長いブーツ(boots)、「Cinany」は「Chinese(中国人)」のほかに、「ズック靴」を意味するんだそうです。語源はそれぞれのお国と関わりがあるみたいで、「Kanady」はカナダの険しい地形、「Cinany」は社会主義時代に、この靴が中国から輸入されていたことが、ことばの由来とのこと。

そういえば、英語の「China」には「中国」のほかに「陶磁器」、「Japan」には「日本」のほかに「漆器」という意味がありましたね。書きながら、そんなことも思い出しました。

身近なところでも、そんなネタはあるものです。「愛人」ということばですが、これは日本、中国、韓国でそれぞれ意味が違うんです。日本では「愛人」というと、「恋人」というよりは、「不倫の関係にある」怪しい男女関係を想像してしまいますよね。でも、韓国では「彼氏・彼女」のことを「愛人」といい、中国に至っては、それが「配偶者」という意味になってしまうんです。これは、韓国に住んでいると、一度は飲み会などで話題になる、定番の「ネタ」です(笑)。

結局、ことばの伝播からいうと、「中国→韓国→日本」なんでしょうが、男女関係の段階からいうと、「韓国→中国→日本」ということになるんでしょうか?できることなら、中国語の意味で止めておくのが、家庭のためかもしれませんが……。
[PR]
by nazdravie | 2006-07-11 00:18 | 外国語こぼれ話
前回、乾杯談義が長くなってしまったので、今回はその続きです。

チェコもビールで有名ですが、お隣ドイツは、むしろそれ以上に世界的なビール大国として知られています。僕も、「ドイツ=ビール」というイメージが頭の中に、いまだにこびりついています。

そんなドイツで「乾杯!」はどのように言うのでしょうか?ドイツでは、ふつう「Prost!(プロスト)」と言いますが、ちょっとフォーマルな席では「Zum Wohl!」という言い方もするようです。街中のパブでいっしょになったドイツ人は「Prost!」と言っていましたが、ホテルのバーでとなりのテーブルにいたドイツ人は「Zum Wohl!」と言っていました。なるほど、違いが何となくわかるような気がします。

ちなみに、「Zum Wohl!」は、直訳すると「健康のために」という意味になります。前回紹介したスラブ語圏の乾杯の音頭も、やっぱり「健康のために」という意味なので、同じですね。そして「健康のために」で思い出すのはくしゃみの話です。こちらもやはり、「健康のために!」でしたからね!

さて、中国ですが、中国も日本と同じく「乾杯(ガンベイ)!」を使いますが、これを日本と同じ感覚で使ってしまうと大変です。中国人曰く、中国では「乾杯」は「“杯”を“乾かす”=イッキに飲み干す」という意味になるので、何気に「乾杯!」などしてはいけません(笑)。代わりに、「随意(スイイー)」とか「隋便(スイビェン)」といった表現を使う、と中国人の友だちが言っていました。「お好きな量だけ気楽に飲もう」といったところでしょうか?

ここ韓国の「乾杯!」は、【おもしろ韓国語講座 #002】を参照ください。

次にタイです。タイ語で「乾杯!」は「チャイヨー」というのが有名ですが、僕が行ったとき、タイ人の友だちは「ヨックラドン!」が「乾杯!」だと言っていました。実際、バンコク市内に「ヨックラドン」という名前のライブバーのようなところがありましたが。どうなんでしょう。インターネットで探しても、そんな表現は見つからないのですが……。スラングか何かなのかな?

最後に、さっき中国語の「乾杯!」が「イッキ飲み」の意味で使われるといいましたが、最近覚えたての、スロバキア語の「イッキ!」をご紹介。「乾杯!」は「Na Zdravie!」でしたが、「イッキ!」は、「Na」はそのまま、うしろに「X」をくっつけて、「Na X!(ナ エックス)」というのだそうです。ウソかホントか、今月末のスロバキア旅行のときに確かめてみようと思います。え、そしたら、イッキしなきゃダメなのかな?ウーン……。
[PR]
by nazdravie | 2006-07-09 01:51 | 外国語こぼれ話
日常を離れ、いざ外国に旅立つと、ついつい昼間からお酒に手が出てしまいます。特に僕はビールが好きなので、どの国に行っても、必ずといっていいほど、最初は地元のビールをグイっとやります。ドイツとかチェコなんかは、旅行の目的がビールを飲むことでしたが(汗)。特にチェコは、ビールが飲みたいという、ただそれだけの理由で、ドイツからの帰り道、1泊2日のプラハ行きを決行してしまったほどです。

そんなわけで、どこの国に行ってもまず覚えるのが、「乾杯!」という表現です。黄金色の液体の入った透明なグラス。それが「乾杯!」の掛け声で軽くぶつかり合う音。想像するだけで、喉が渇いてきます。

そんなわけで、今回は行く先々で覚えた「乾杯!」について書いてみようと思います。

まずは冒頭でも触れたチェコ。ピルスナービールのふるさとでもあるチェコは、ビールの個人消費量が世界一といいます。そんなビール大国の乾杯は「Na Zdravi!(ナ ズドラヴィ)」。勘のいい人なら、僕のHNの「Na Zdravie(ナ ズドラヴィエ)」と似てると思われたかもしれません。はい、そうなんです。【外国語こぼれ話 #001】でも少し触れましたが、HNの「Na Zdravie」も、やはり「乾杯」のことなんです。同じスラブ系のことばだからなんでしょうか?この系統のことばは、どこも似たような表現を使うようです。

たしか去年だったと思いますが、ブルガリア人のバンドが生演奏する、ソウル市内のライブバーに行ったとき、「ブルガリア人もスラブ系だから、スロバキア語で乾杯って言っても通じるかな?」と思い、彼らに「Na Zdravie!」と声を掛けてみました。すると、彼らはみんな驚いて、「なんで俺たちの国のことば(ブルガリア語)を知ってるんだ?」と聞いてきました。今度はこっちがビックリです。

よくよく話を聞いてみると、彼らの国では「乾杯!」を「Na Zdrave!(ナ ズドラヴェ)」というそうです。なるほど、これなら、スラブ語圏に旅するときは、適当にそれっぽいことばを言っておけば、何とか通じそうです(笑)。

チェコの話から、スラブ語圏の話が長くなってしまいました。続きはまた次回、ということで!
[PR]
by nazdravie | 2006-07-08 00:29 | 外国語こぼれ話
外国に行っていつも思うのは、「その国のことばを片言でも話せれば、旅行がもっと楽しくなる」ということ。もちろん、英語ができれば、世界中どこに行ってもとりあえず通じるし、いろんな人とコミュニケーションもとれて楽しいに違いありませんが、現地語でちょこっと話しかけると、みんなうれしそうな顔で応えてくれます。

以前旅行でベルリンに行ったとき、大学の第2外国語で習った「Schönes Wochenende!(シェーネス ヴォッヘンエンデ:よい週末を)」というドイツ語を、ここぞとばかりに使いまくりました。街の雑貨屋の店員に、トイレ係の人に、レストランの従業員に……。ドイツの人はどこか堅苦しくて冷たそうな印象がありましたが、ドイツ語で簡単な挨拶を交わすだけで、とてもフランクに、そして親切に接してくれました。

ところが……。

日曜日になって、友だちがひと言。「そろそろ違うことばにしたら?明日は週末じゃないよ」

ということで、新たに教えてもらったのが、「Schönen Tag noch(シェーネン ターク ノッホ)」というもの。どういう意味かはっきり覚えていませんが、「(今日の)残りの時間も楽しく過ごして下さい」とかいうニュアンスだったと思います。それはさておき、このフレーズは重宝しました。というのも、曜日にかかわらず、いつでもどこでも、別れ際に使える便利な表現だからです。

日本語だと「さようなら」とか「じゃぁね」に当たるこの表現、教科書には「Auf Wiedersehen!(アウフ ヴィーダーゼーエン:さようなら)」とか、「Tschüß!(チュース:じゃあね)」とあります。

ベルリンでもうひとつ、面白いエピソードがありました。ドイツに限らず、ヨーロッパではふつうのミネラルウォーター以外にも、炭酸水がよく飲まれていて、単に「Wasser(ヴァッサー:水)」と言うと、この炭酸水が出てくるケースも少なくありません。

さて、雑貨屋にミネラルウォーターを買いに行ったときのこと。「Wasser, bitte!(ヴァッサー ビッテ:水ください)」と言おうと思いましたが、炭酸水が出てくるかもしれないと思い、少し考えてみました。「炭酸水じゃないやつ」と言いたかったんですが、残念ながらドイツ語で何と言えばよいのかわかりませんでした。そこで、あるのかないのか、無理やりことばを作って「No Gas Wasser, bitte!(ノー ガスヴァッサー ビッテ)」と言ってみました。直訳すれば「ガス水(=炭酸水)じゃないやつください」。さて結果は?

この英語ともドイツ語ともつかない、おかしなことばに、店員さんは笑いながらミネラルウォーターを差し出してくれました。ちなみに、ドイツ語で炭酸水は「Sprudel(シュプルーデル)」というそうです。このあと、行く先々で「Gas Wasser, bitte!」を連発したのは、言うまでもありません(笑)。

いや、ひょっとしたら、このGas Wasserという表現、正しかったりして!?
[PR]
by nazdravie | 2006-07-07 00:24 | 外国語こぼれ話
2年前、車でスロバキアを10日間旅行したことがあるのですが、その道中で僕がくしゃみをすると、運転しているスロバキア人の友だちが必ず「Na Zdravie!(ナ ズドラビエ)」と声をかけてくれました。「Na Zdravie!」が「乾杯!」の意味だというのは、旅行する前に知識として仕入れていましたが、くしゃみをしたときにこの表現が登場したので、少しびっくりしました。

彼によると、もともと「Na Zdravie!」には「健康のために」という意味があるそうで、そこから派生して杯を交わすときや、くしゃみをしたときに「お大事に」という意味で使われるようになったとか。ちなみに、それに対する返事は「Dakujem!(ジャクエム:ありがとう)」です。英語で「Bless you!(お大事に)」と言われて、「Thank you!(ありがとう)」と答えるのと同じです。「Bless you」は「神のご加護を」といった意味ですから、もともとの意味はスロバキア語とちょっと違いますね。

ところで、ドイツでもくしゃみをしたときに言葉をかける習慣があるのですが、ドイツ語ではこれを「Gesundheit!(ゲズントハイト:お大事に)」と言うそうです。もともとの意味は「健康のために」ですから、スロバキア語と同じですね。他の国の言葉はよくわかりませんが、ヨーロッパではどこも似たような意味のことばを使うのでしょうか?ちなみに、英語圏でもドイツ語の「Gesundheit!」を使うことがよくあるそうです。「Gesundheit!」に対する答えは、もちろん「Danke!(ダンケ:ありがとう)」です。

日本語はもちろん、韓国語にもこういう言葉がありませんから、くしゃみが持つ意味合いが、欧米とアジアでは違うのかもしれませんね。キリスト教的な価値観と、何か関連があるのかも……!?
[PR]
by nazdravie | 2006-03-27 17:45 | 外国語こぼれ話