在韓駐在員の現地リポート


by nazdravie
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カテゴリ:ハルラの外国人選手迷鑑( 9 )

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アジアリーグでの登録名は、トーマス・フルビーと英語式の読み方になっていますが、チェコ語ではミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」に出てくる主人公と同じ、「トマーシュ」。どこかで見たことのあるトサカ頭……。そう、まさに「チェコのベッカム」といった風貌のFW#9 トマーシュ・フルビー(Tomáš Hrubý)選手が、紆余曲折へ経てアジアリーグに戻ってきました。

プロフィールを調べる拠り所としている「European Hockey.Net」にフルビー選手のプロフィールが載っていないのは何故なんでしょうか?一応ヨーロッパのクラブでもプレーしたいてということなのですが。ということで、詳しいプロフィールはよくわかりませんが、よく考えてみれば、昨年浩沙でプレーしていたので、知っている人も多いのでは?

今季も浩沙でプレーすることが決まっていたフルビー選手でしたが、開幕直前になってチームがNHLのサンノゼ・シャークスと提携することになり、チェコ人で固めた外国人選手が、すべて北米の選手に総入れ替え。そのとばっちりを受けた格好のフルビー選手は、思いもかけず、北京の地で「流浪の民」となってしまいました。

浩沙のオーナーがいろいろと面倒を見てくれる中、日本のチームにも売り込みをかけるなど、新天地を求めて水面下でアクションを起こしていたわけですが、そんな彼に韓国のアニャンハルラから声がかかりました。今季からハルラでプレーしていたミラン・コペツキー選手が、突然戦力外通告を受けてしまったためです。

戦力外通告が先だったのか、フルビー選手との話が先だったのか、そのあたりは知る由もありませんが、コペツキー選手が戦力外通告を受けたまさにその日、僕は北京遠征帰りの彼とインチョン空港で偶然遭遇していただけに、ニュースを聞いたときは、かなりビックリしました(通告はまさにそのすぐ後だったとか)。

それにしても、です。見てしまいました。フルビー選手の芸術的な肉体を!上着を脱ぐとき、チラッと中のシャツがはだけたところを目撃(!)したんですが、すごいです。すごい肉体です。腕もすごいですが、ストイックにトレーニングに励むフルビー選手が、その肉体を見ただけで想像できました。

ビール腹一直線の自分と重ね合わせると、もう情けなくなってしまいますね(--;)

シーズン途中からの合流となりましたが、浩沙で魅せた切れのあるプレーを、是非ハルラでも如何なく発揮してほしいものです。


2007-2008シーズン:
#002 パトリック・マルティネツ(Patrik Martinec)
#006 パトリック・フチコ(Patrik Hučko)
#007 フィリップ・シュテファンカ(Filip Štefanka)
#008 ミラン・コペツキー(Milan Kopecky)
#009 佐藤正和(Sato Masakazu)
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by nazdravie | 2007-11-26 21:58 | ハルラの外国人選手迷鑑
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釧路の高校を卒業後、クレインズやアイスバックスでプレーしてきた#14 FW 佐藤正和選手。韓国とはあまり縁がなさそうに思えますが、実は韓国の高校アイスホッケーチームの選手が釧路にホームステイに来たとき、ホストファミリーとして受け入れてきたこともあり、韓国人の友人も何人かいるという「知韓派」なんです。

釧路出身ということは、昨季からカンウォンランドでプレーしている「マルちゃん」こと金丸久選手や、やはり昨季日本人初のNHLプレーヤーとなった福藤豊選手と同郷ということになりますね。釧路って、関西出身の僕にとってはすご~く遠いイメージがあるんですが、ホッケーの世界では、「東京、大阪、名古屋」ならぬ「釧路、苫小牧、日光」。多くのホッケー選手がこの街から生まれているんです。

デビュー以来、クレインズの主力FWとして活躍してきた佐藤選手ですが、持病の腰痛で治療に専念していた最中、チームより思いがけない戦力外通告を受け、アイスバックスに移籍することになりました。バックスでは心機一転、やはりチームの中心選手として活躍してきましたが、財政難のチーム事情など、さまざまな要因があったのでしょうが、またしても戦力外通告となってしまいました。

そんな佐藤選手に興味を示したのが、韓国のアニャンハルラ。数人の日本人選手をリストアップしていたようですが、そのキャリアから、単なる「助っ人」としての役割だけでなく、韓国人選手たちへの「生きた教科書」としての役割も期待されてのことでしょう、ハルラが選んだのは他でもない佐藤選手でした。

ハルラの監督はチェコ人のオタカー・ヴェイヴォダさん、外国人選手も佐藤選手を除けばすべてチェコ人、おまけに通訳もチェコ人ということで、ハルラのベンチではチェコ語と韓国語だけが飛び交う、佐藤選手にとっては苦しい言語環境。それでも日本語をそこそこ話す#79 DF ユン・ギョンウォン選手や旧知の#24 DF パク・ソンミン選手などもいるので、こちらが心配するほどの不便は感じていないとのこと。

韓国語や韓国料理に対する好奇心も旺盛で、すでに韓国人の友だちと飲みに出かけたりするほど韓国に馴染んでいる佐藤選手。人生の伴侶も見つけ、未知の国の新しいチームで再スタートを切る今シーズンは、「蒼い弾丸」となってハルラの上位進出に貢献してくれることでしょう!

写真:アニャンハルラHPにある佐藤選手 http://www.anyanghalla.com/)

2007-2008シーズン:
#002 パトリック・マルティネツ(Patrik Martinec)
#006 パトリック・フチコ(Patrik Hučko)
#007 フィリップ・シュテファンカ(Filip Štefanka)
#008 ミラン・コペツキー(Milan Kopecky)
#010 トーマス・フルビー(Tomáš Hrubý)
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by nazdravie | 2007-09-05 00:12 | ハルラの外国人選手迷鑑
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186センチの大男で、左腕には大きなタトゥーがある#19 DFフィリップ・シュテファンカ(Filip Štefanka)選手。一見イカつく取っつきにくそうに見えますが、素顔の彼はすごく陽気で喋り好きのナイスガイ。今期は同じく新加入のパトリック・フチコ選手とともに、ハルラのバックをしっかりと固めます。

彼のホッケーキャリアはチェコ・エクストラリーガのHC Trinec(97-98)からですが、彼が頭角を現してきたのは、99年にやはりエクストラリーガのHC Havirov Panthersに移籍してから。特に03-04シーズンは、HC Trinecで50試合に出場、プレーオフでも1ゴールを記録するなど、なかなかの活躍を見せたようです。

しかし、翌シーズンの途中でマイナーリーグ格の1リーガ(HC Havirov Panthers)でプレーすることになり、05-06シーズンまでエクストラリーグと1リーガを行ったりきたりすることになります。そしてそのシーズンの途中からポーランドのUnia Oswiecimに移籍、さらにその翌シーズンはイタリア・セリエAのSG Pontebba AFVGに移るなど、各国を転々とし始めます。そしてこの07-08シーズン、こうして極東の地を踏むことになりました。

ところで、イタリアのサイトに、シュテファンカ選手のインタビューが載っていました(イタリア語の下に、英訳があります)。そこでインタビュアーが、イタリアのセリエAのレベルがチェコの下部リーグ(ここではおそらく1リーガのことでしょう)あたりかと尋ねていますが、シュテファンカ選手は同じか、それ以上だと答えています。地元メディアとのインタビューなので、多少のリップサービスはあるかもしれませんが、ヨーロッパのリーグをほとんど知らない僕のような者にとって、イタリアリーグのレベルを推し量るうえで、ひとつのヒントにはなりそうですね。

最後に余談ですが、シュテファンカ選手がポーランドで所属していたチーム名「Oswiecim」、「オシフィエンチム」と読むそうなんですが、言いにくい名前のこの街、実は誰もが知ってる有名なところなんです。この街をドイツ語では「アウシュビッツ」。そう、あの強制収容所で有名な、アウシュビッツにシュテファンカ選手はいたんです。

と、ホッケーの話から逸れてしまいましたが、とにもかくにも今シーズンは、フチコ選手とともに、相手チームの「大きな壁」となって、チームの勝利に貢献してもらいたいものです!

写真;SG Pontebba AFVG時代のシュテファンカ選手 http://www.eurohockey.net/)


2007-2008シーズン:
#002 パトリック・マルティネツ(Patrik Martinec)
#006 パトリック・フチコ(Patrik Hučko)
#008 ミラン・コペツキー(Milan Kopecky)
#009 佐藤正和(Masakazu Sato)
#010 トーマス・フルビー(Tomáš Hrubý)
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by nazdravie | 2007-08-28 00:26 | ハルラの外国人選手迷鑑
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昨シーズンを以ってアニャンハルラを退団したヤロスラフ・ネドベド、ズデネク・ネドベド、パベル・ファルタ、瀬高哲雄の各選手に代わり、今シーズンは4人の新しい外国人選手がハルラでプレーすることになりました。うち3人がチェコ人で、1人が日本人という構成は変わらず。

ということで、これから4回にわたり、ハルラの新しい外国人選手について紹介してみようと思います。そのトップバッターは、#61 DFパトリック・フチコ(Patrik Hučko)選手。チェコ人とスロバキア人の両親のあいだに生まれたフチコ選手。191センチという高い身長は、昨季までいたヤロスラフ・ネドベド選手を彷彿とさせます。

彼のプロ生活はHC Zlinから始まり、おもにこのクラブを軸にキャリアを積んできたようです。基本的にチェコのトップリーグであるエクストラリーグに属していたようですが、どのチームでもコンスタントにゲームに出場していたようで、そのキャリアだけを見ても、心強いですね!

3年目を迎えるパトリック・マルティネツ選手を含め、4人のチェコ人選手の中で唯一流暢に英語をしゃべるフチコ選手。その理由も、キャリアを見ればある程度納得できます。彼はチェコのエクストラリーグで長くプレーをしてきましたが、その間にもドイツのStar Bulls Rosenheim(99-00)、フィンランドのHIFK Helsinki(00-01)、オーストリアのEHC Black Wings Linz(01-02)、ロシアのNeftekhimik Nizhnekamsk(02-03)、スウェーデンのAIK(03-04)、IK Nyköpings NH 90(04-05、06-07)、Leksands(05-06)と、実に海外5カ国でのプレー経験を持つ国際派プレーヤーなんです。今回のアジアリーグで、6カ国目の海外リーグということになります。

ところで、このフチコ選手。HC Plzeň時代(05-06)に日本の坂田淳二選手とチームメートだったと言います。そんなところに、何となく日本との縁を感じますね(「アリガトウ」と日本語で言うとき、何故か最後が巻き舌で「アリガトール」になっていましたが^^)。

最後に、チェコ語がわかる人でないと意味はないんですが(という僕もわかりませんが^^;)、チェコのウェブサイトに、フチコ選手の韓国行きに関するインタビューが載っています。チェコ語がわかる人や、スラブ言語の単語を拾い読みできる人は、参考までに是非ご覧ください!

残りの新しいチェコ人選手はともに若いので、マルティネツ選手とフチコ選手の「パトリック・コンビ」が、ハルラをグイグイ引っ張っていってくれると期待したいと思います!

写真:HC Zlin時代のフチコ選手(右側) http://slovacky.denik.cz/)

2007-2008シーズン:
#002 パトリック・マルティネツ(Patrik Martinec)
#007 フィリップ・シュテファンカ(Filip Štefanka)
#008 ミラン・コペツキー(Milan Kopecky)
#009 佐藤正和(Masakazu Sato)
#010 トーマス・フルビー(Tomáš Hrubý)
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by nazdravie | 2007-08-25 13:10 | ハルラの外国人選手迷鑑
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さて、このコーナーのトリは、やはりわれらが日本からやって来た#45 瀬高哲雄(Tetsuo Setaka)選手。

このコーナーも、ふだん見たり会ったりしているハルラの選手がいったいどんな人たちなのかを知りたくて、「急遽」こしらえたわけですが、今回のようによく飲みに行ってる人について書くとなると、ちょっと考えてしまいますね(笑)。

瀬高選手、韓国でもただ「イケメン」だけで通っているわけではありません。チェコ選手のプロフィールは、主に「European Hockey.Net」というところを参考にしたんですが、瀬高選手の場合は、なんと「総理官邸ホームページ」です!

韓国のアイスホッケーチームでプレーする最初の日本人選手ということもあり、小泉総理(当時)直々に寄稿の依頼があったそうです。「投稿」じゃなくて「寄稿」というところがスゴイ!そうそうあるものではありません。それによると、最近野球で一世を風靡している駒大苫小牧高校→東洋大学→コクドと、いわゆる「ホッケーエリート」の王道を歩んできたようなホッケー人生。官邸HPには大学卒業後すぐコクドに入社とありますが、実は最初は西武鉄道に入社、西武鉄道ホッケー部がコクドホッケー部と統合されるのに伴い、間もなくコクドに移ってきた、というのが正しいようです。

コクド(現・西武プリンスラビッツ)は日本代表選手も多く抱える、「ホッケー界の読売ジャイアンツ?(血統的には「ホッケー界の西武ライオンズ」でしょうが^^)」。そこで新人選手、それも外様の選手が活躍できる機会は限られざるを得ず、果ては戦力外通告を受けるという試練を経験することになります。詳しくは総理官邸に彼が寄稿した文を読んでもらえればと思いますが、この経験が瀬高選手にとって、結果としてかなりプラスに作用したようです。

いつも全力プレー、というのが瀬高選手の身上です。本人もとにかく細かいテクニック云々よりも、身体を張ったプレーが自分の持ち味だと常々言っているとおり、ふだんの陽気で親しみやすい雰囲気も試合になると一転、アグレッシブでハードなプレーでチームに貢献しています。

また、チームメートとの交流にも余念がなく、休みの日なども韓国人チームメートとよく遊びに出かけたりしているみたいで、韓国語のほうもかなり上達しているようです(本人は強く否定していますが、間違いありません!)。

また、東洋大学で社会福祉を専攻したこともあってか、ボランティア、特に貧困に苦しむカンボジアの子どもたちをサポートするボランティアグループに賛同するなど、社会的活動にも積極的に取り組んでいます。

そんな瀬高選手も今年でハルラ2シーズン目。すでに韓国ホッケーファンのあいだではお馴染みとなりましたが、今シーズンも更なる活躍を期待しています♪

(写真:アニャンアイスアリーナで。顔が気になりますか?それならお近くのアイスリンクへ^^)

2007-2008シーズン:
#001 ヤロスラフ・ネドベド(Jaroslav Nedved)
#002 ズデネク・ネドベド(Zdenek Nedved)
#003 パトリック・マルティネツ(Patrik Martinec)
#004 パベル・ファルタ(Pavel Falta)
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by nazdravie | 2006-10-30 00:32 | ハルラの外国人選手迷鑑
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他の外国人プレーヤーは、それぞれハルラで今季2シーズン目を迎えるわけですが、#31 パベル・ファルタ(Pavel Falta)選手は唯一今季からハルラに加入したニューフェイスです。昨シーズンまでレギュラーだった韓国人GKが引退したことで、当初から課題のあったこのポジションを助っ人で補強することにしたようです。アジアリーグで現在外国人GKがいるのは、ハルラだけではないでしょうか?

ファルタ選手はDukla Jihlava(94-97、チェコ)でプロデビューを果たし、その後おもにHC Liberec(99-06、チェコ)でプレーしてきました。プロフィールを見ると、ずっとエキストラリーグでレギュラーを張っていたわけでなく、1軍と2軍を行ったり来たりの「苦労人」といった印象です。昨シーズンはHC Berounsti Medvedi(05-06、チェコ)でプレーし、今季ハルラにやってきたわけですが、彼の場合、初めての海外リーグでのプレー、それも見知らぬ極東リーグでやるということで、いろいろ不安もあったと思いますが、オタカー・ヴェイヴォダ監督はじめ多くのチェコ人選手がいるので、そんな心配もそのうち吹き飛んでいくと思います。というか、そうであってほしいです(笑)。

シーズン当初は大量失点のあったハルラですが、ファルタ選手がスタメンに名を連ねはじめてからは、かなり失点も減ってきているような気がします。英語も他の選手に比べるとちょっと苦手のようで、しばらくはコミュニケーションに苦労することもあると思いますが、いつもリンクで見せてくれるガッツあふれるプレーを、シーズン中ずっと見せてほしいですね。

さて、ハルラには5人の外国人選手がいるわけですが、次はいよいよトリです。「あの人」です(笑)。何とか火曜日の西武プリンスラビッツ戦までにはまとめたいんだけど、微妙だなぁ~。

写真:チェコ時代のファルタ選手[中央下] http://hcbilitygri.cz/)

2006-2007シーズン:
#001 ヤロスラフ・ネドベド(Jaroslav Nedved)
#002 ズデネク・ネドベド(Zdenek Nedved)
#003 パトリック・マルティネツ(Patrik Martinec)
#005 瀬高哲雄(Tetsuo Setaka)
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by nazdravie | 2006-10-29 00:18 | ハルラの外国人選手迷鑑
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プロホッケー選手としての大半をSparta Praha(94-01、02-03、チェコ)の一員として活躍してきた#43 パトリック・マルティネツ(Patrik Martinec)選手。ホッケーにあんまり詳しくない僕が、酒につられて「どうしてNHLに挑戦しなかったんですか?」という、素人まる出しの質問をしたわけですが、その答えは「身体が小さいからね」。まぁ、どこまで本気でどこまで冗談なのかわかりませんが、それくらいP・マルティネツ選手はホッケーだけでなく、スポーツ選手としても非常に小柄な体格です。

でも、そんなことを少しも感じさせないアグレッシブでクレバーなプレーは、ハルラの選手たちに大きな影響を与えており、その人柄も含めてチームの精神的支柱といっても過言ではないと思います。本当に、普段の物静かなイメージがウソのように、ゲームでは闘志あふれるプレーでファンを魅了してくれます。

マルティネツ選手のプロ生活はチェコのHC Hradec Kralove(90-91)からスタートしましたが、同じシーズンにHC Pardubice(90-94)に移籍、その後HC Hradec Kralove(93-94、チェコ)に1シーズン戻り、それからはSparta Praha(94-01)でプレーをしてきました。その後1シーズンAK Bars Kazan(02-03、ロシア)でプレー、再びSparta Praha(02-03)でプレー、翌シーズンから2シーズンは同じプラハに本拠を置くHC Slavia Praha(03-05)に移籍、HC Chemopetrol Litvinov(04-05)を最後にチェコを離れ、05-06シーズンからアニャン・ハルラの一員となっています。

いろいろな国でキャリアを積んできた、他の同僚チェコ人選手と比較したとき、マルティネツ選手はSparta Prahaというひとつのチームで長い間レギュラーを張ってきた、というところに特徴があるような気がします。それだけ、プラハでもちょっとした有名人みたいですよ。

さて、マルティネツ選手には娘さんがふたりいて、そのうち大きいほうの娘さんがテニスをしているそうです。それで、「(チェコスロバキア出身の)マルチナ・ナブラチロワみたいになればいいですね」と言うと、両手を大きく広げながら「それは困るな。うちの娘はレズビアンじゃないからね」と冗談っぽく答えを返してくれました。

今季もすでにゴール、アシストを量産しているマルティネツ選手ですが、この選手の活躍なしにハルラの躍進はありえません。今シーズンも怪我なくクレバーでファイトあふれるプレーを期待したいものです。

写真:パトリック・マルティネツ選手 http://www.blesk.cz/)

2006-2007シーズン:
#001 ヤロスラフ・ネドベド(Jaroslav Nedved)
#002 ズデネク・ネドベド(Zdenek Nedved)
#004 パベル・ファルタ(Pavel Falta)
#005 瀬高哲雄(Tetsuo Setaka)

2007-2008シーズン:
#006 パトリック・フチコ(Patrik Hučko)
#007 フィリップ・シュテファンカ(Filip Štefanka)
#008 ミラン・コペツキー(Milan Kopecky)
#009 佐藤正和(Masakazu Sato)
#010 トーマス・フルビー(Tomáš Hrubý)
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by nazdravie | 2006-10-27 23:17 | ハルラの外国人選手迷鑑
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前にJ・ネドベド選手のときに「ネドベドたち」がソウルで大活躍している、という書き方をしましたが、実はハルラにはJ・ネドベド選手以外に、もうひとりのネドベド選手がいるんです。彼の名前は#37 ズデネク・ネドベド(Zdenek Nedved)。チームで唯一NHLでのプレー経験のある選手でもあります。ちなみに、J・ネドベド選手とZ・ネドベド選手は兄弟でも親戚でもありません。たぶん、チェコにはよくある苗字なんでしょうね。

Z・ネドベド選手は、地元・チェコのHC Kladnoでプロデビューしましたが、その後はカナダに渡り、94-95シーズンにはNHLのToronto Maple Leafsに入団。晴れてNHLプレーヤーの仲間入りをしました。プロフィールを見ていると、その後97-98シーズンまで、下部リーグ(AHL)のSt. John’s Maple Leafsとのあいだを行ったり来たりで、必ずしも不動のレギュラーといったわけでもなかったようですが、AHLですらハイレベルといわれているこの世界でプレーし続けてきたというだけでも、アジアリーグでは稀有な存在だといえるのではないでしょうか。

アメリカを離れてからは、Sparta Praha(98-99、チェコ)、Lukko Rauma(98-01、フィンランド)、HPK Hameenlinna(01-02、フィンランド)、Kassel Huskies(02-03、ドイツ)、Hannover Scorpions(03-04、ドイツ)、Karpat Oulu(04-05、フィンランド)と欧州各地を転々として、05-06シーズンからハルラの一員としてアジアリーグでプレーしています。

同僚のJ・ネドベド選手は、彼を「常に全力でプレーしているわけじゃないけど、才能がそれをカバーしている」と評していました。そんな天性のホッケーセンスはアジアリーグでも随所に発揮されていて、昨季もハルラ大躍進の立役者のひとりとなりました。

今年でアジアリーグ2年目ですが、昨季同様プレーオフに進出できるよう、更なる活躍が期待されるZ・ネドベド選手です。

写真:左からJ・ネドベド、D・ゼマン、P・マルティネッチ、Z・ネドベド http://www.sport.cz/)

2006-2007シーズン:
#001 ヤロスラフ・ネドベド(Jaroslav Nedved)
#003 パトリック・マルティネツ(Patrik Martinec)
#004 パベル・ファルタ(Pavel Falta)
#005 瀬高哲雄(Tetsuo Setaka)
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by nazdravie | 2006-10-23 22:25 | ハルラの外国人選手迷鑑
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ネドベドと聞いてまず思い浮かぶのは、なんと言ってもチェコの英雄、ユベントスのパベル・ネドベド(Pavel Nedved)ですよね?ところが、ここソウルでも大活躍中の「ネドベドたち」がいるんです。今日紹介するのは、そのうちのひとり、#55 ヤロスラフ・ネドベド(Jaroslav Nedved)選手です。

J・ネドベド選手は1990年に地元チェコのIHC Pisek(88-89)でプロ生活をスタートさせ、その後Sparta Praha(90-91、チェコ)、HC Liberec(89-90、チェコ)、Olomouc HC(92-93、チェコ)、Cincinnati Cyclones(93-94、IHL)、Birmingham Bulls(93-94、ECHL)、Sparta Praha(94-98)、HPK Hameenlinna(98-99、フィンランド)、Sparta Praha(99-03)、Bratislava Slovan Harverd(03-04、スロバキア)、HC Liberec(03-04、チェコ)、Nizhnekamsk Neftekhimik(04-05、ロシア)、Zilina HK SKP(04-05、スロバキア)を経て、05年からアニャン・ハルラの一員としてアジアリーグでプレーしています。スパルタ・プラハを中心に、アメリカ、フィンランド、ロシア、スロバキア、それに韓国と、いろいろな国を渡り歩いていますね。

2m近い長身、飄々とした動きでリンクを自在に駆け回り、時にはパワフルなロングシュートを決めてくれるJ・ネドベド選手ですが、実は彼には現役のNHLプレーヤー、ペトル・ネドベド(Petr Nedved)という弟がいます。残念ながら先日フィラデルフィア・フライヤーズを解雇されたとのニュースが日本でも報じられましたが、J・ネドベド選手のチームメート・瀬高哲雄選手の話によると、プラハでは市中心部の豪華マンションに住んでいるとか。これから別のチームで、また大活躍してくれることでしょう。

いかつそうな外見と違って、とてもお茶目で遊び人のJ・ネドベド選手。今年も彼のプレーから目が話せません!

写真:左 J・ネドベド、右 P・ネドベド http://www.karlstejnsprint.cz/)

2006-2007シーズン:
#002 ズデネク・ネドベド(Zdenek Nedved)
#003 パトリック・マルティネツ(Patrik Martinec)
#004 パベル・ファルタ(Pavel Falta)
#005 瀬高哲雄(Tetsuo Setaka)
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by nazdravie | 2006-10-20 20:47 | ハルラの外国人選手迷鑑