在韓駐在員の現地リポート


by nazdravie
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今日、韓国は統一地方選で学校や会社はお休みです。韓国では選挙を平日にするんです。会社の人の話では、平日の、それも週の真ん中でおこなうのは、市民が旅行などに行かず、きちんと投票に行くことを狙っているから、だとか。

韓国の選挙は、選挙カーを走らせて、各候補者が投票を呼びかける、というように、基本的には日本と同じようなスタイルです。具体的な政策は語らず、一般的なスローガンや、「投票をお願いします!」といった型どおりの演説も同じ。

でも、その候補者の支持者の応援スタイルは、日本とかなり違います。いや、以前はあった、というほうが正しいかもしれません。韓国の選挙運動を見ながら、いつも「どこかで見たような応援の仕方だなぁ」と思っていたんですが、この前、それが何だったのか思い出しました。

そうです、あのオウム真理教の麻原彰光の選挙運動です!「ショーコーショーコー」ってやってた、あれです。韓国の選挙運動も、ラップや歌謡曲に合わせて、支持者たちが選挙カーの上で、道路で、店頭で、一糸乱れぬ踊りを披露しています。

さて、果たして結果はどのようになることやら。下馬評では野党ハンナラ党の圧勝が予想されていますが……。
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by nazdravie | 2006-05-31 14:13 | ソウルの街角で
f0008573_2042363.jpg少し前、シンガポールに駐在している日本人が、現地で日本酒や焼酎(日本のもの)を飲むのが楽でない、と話しているのを聞きました。もちろん探せばあるのでしょうが、何よりも日本で飲むより値段がかなり張ってしまうので、飲もうかどうか、つい迷ってしまうとか。それでもやっぱり手を出してしまうそうです。

ここソウルも、日本酒や焼酎が飲めるところはありますが、やはり結構本格的な日本料理店でなければ、自分の好みのお酒になかなかありつけません。軽く一杯やって、というには、日本料理店はちょっと負担になりますし、かといって、一杯飲み屋的なところがあるかといえば、これがなかなかありません。

そんな中、鐘路にかなりユニークなお店を発見しました。外見からして、ついフラっと一杯やりたくなってしまうような雰囲気です。中はL字のカウンターになっていて、そこにはびっしりと日本酒や焼酎の瓶が所狭しとならんでいます。ひとりや数人で気軽に寄れる、韓国では珍しいタイプの居酒屋です。

この店のウリは、何と言っても日本酒、焼酎のバリエーションの豊富さ。銘柄にもよりますが、値段も60,000ウォン台から100,000ウォン超まで、さまざまです。税金やら何やらの関係もあり、日本で飲むよりはもちろん高いわけですが、それでも、これだけの種類のお酒の中から自分の好きなものを選び、純和風な雰囲気で、静かで気楽に飲めるとなれば、これは行く価値あり!です。

f0008573_2043155.jpg食べ物のほうも、大そうな料理ではなく、それこそ「軽くつまむ」程度のものが揃っています。何よりも味がGOODです。特にじゃがいもコロッケ(6,000ウォン)は素晴らしく、3つも頼んでしまいました。その他にも揚げ豆腐(6,000ウォン)、豆腐サラダ(8,000ウォン)、串焼きの盛り合わせ(19,000ウォン)、しいたけ(3,500ウォン)などなど、どれもおいしくいただきました。ていうか、行った人数(2人、途中から3人)の割りには、たくさん頼みすぎたような気もしますが^^;

ちなみに、僕らがこの日飲んだお酒は、黒白波(73,000ウォン)とテンショウコウリン?(名前がハッキリわかりません、69,000ウォン)。他にもたくさんの銘柄が揃っているので、いろんなお酒を楽しめます。

ただひとつ残念なのは、少なくとも焼酎はボトル単位のオーダーになるので(日本酒は確認してません)、グラスで一杯楽しみたい、という人にはちょっと負担に感じるかもしれません。特に遠くから来る人でしたら、そのときに全部飲んでしまわないといけませんからね。でも、それを差し引いても、韓国でこの味とバリエーションを楽しめるのですから、少々高くてもまた行きたくなる、いや、行ってしまう、そんなお店です。

住所:ソウル特別市鐘路区清進洞128番地
電話:02-732-1356
URL: http://www.haruyama.co.kr/
アクセス:地下鉄1号線「鐘閣」駅下車、1番出口を出て光化門(教保ビル)方面へ。しばらく行くと右手に農協が見えてくるので、そこを路地のほうへ右折。左手にすぐ見える。
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by nazdravie | 2006-05-29 20:44 | ソウルで世界を食べよう!
f0008573_1133631.jpg日本にもたくさんの世界遺産があるわけですが、なんと広島にはそのうち2つの世界遺産があるんです。名前を聞けば「あぁ!」と納得すると思いますが、意外とみんな知らないんですよね。そういう僕も、これらが世界遺産だったとは、つい最近まで知りませんでした。ひとつは厳島神社、そしてもうひとつは、今日ご紹介する原爆ドームです。

原爆ドームは、平和公園のすぐそば、元安川のほとりにあるんですが、もともとはチェコ人のヤン・レッツェルという建築家によって建てられた、広島県物産陳列館というもの。これが1945年8月15日に投下された原子爆弾によって破壊され、今の形に成り果ててしまったわけです。当たり前の話ですが、「原爆ドーム」という名前は、後からつけられたわけです。

この原爆ドームのある平和公園一帯は、広島の緑のオアシス的な役割をしていて、朝から夕方まで、観光客だけでなく、公園を散策する市民の姿を多く見かけます。コンクリート・ジャングルなんて言われる大阪の人間からすると、ちょっと羨ましいですね。

平和公園は、文字どおり平和について考えるにはうってつけの場所です。公園のあちこちにいろんなモニュメントがあって、それぞれに原爆にまつわるストーリーがあるので、なかなか勉強になります。その中でも特に有名なのは、なんと言っても「原爆の子の像」です。折り紙で鶴を千羽折れば病が直ると信じて折鶴を作り続け、ついに目標の1000羽になる前に命がつきた、というエピソードはあまりにも有名です。僕も小学生のときの修学旅行でここを訪れ、千羽鶴を置いた記憶があります。

f0008573_1145184.jpgあと、韓国がらみで言うと、在日韓国人の被爆者慰霊碑も、紆余曲折を経て、ようやく平和公園の中に移設されました。詳しいことはよくわかりませんが、もともと韓国人慰霊碑は、公園のすぐ外側に建てられており、以前から公園内への移設が言われてきましたが、韓国系の在日と北朝鮮系の在日の人のあいだで意見に一致をみず、なかなか実現しなかったそうです。そんなエピソードも、原爆が落とされた当時と、その後の日本の社会を今に伝える貴重な「記憶」です。

原爆ドームをカメラに収めるとき、どのアングルにしようか迷ってしまいますが、僕としては、元安川を挟んだ川辺からのポイントと、平和記念館前の原爆死没者慰霊碑(アーチ状のもの)の中に見える原爆ドームが、お勧めです。

原爆ドームや平和記念資料館などというと、どこか堅苦しいイメージがあるかもしれません。もちろん、それを見ずにここを去るわけには行きませんが、都会のオアシスとして、広島市民に愛されている平和公園も、平和な日本を今さらながらに実感させてくれる、もうひとつの風景です。
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by nazdravie | 2006-05-27 01:16 | 世界遺産探訪
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ひさしぶりのブログ更新です。こんなにも間が空いたのは、これが初めてのような。とにかく、忙しかったんです。なんて書くと、「仕事で夜中まで大変だったんだ」と思われるかもしれませんが、実はそうではなく、来客が続いてずっと午前様だったり、日本に出張して家を留守にしていたり、まあそんな感じだったわけです。基本的に毎日アルコール漬けでした(笑)。

さて、今回の出張先は広島。日曜日に市内をブラブラしていたら、広島市民球場の前でセ・パ交流戦の垂れ幕を発見。この日は日本ハムとのゲームが1時からあるとのことで、時計を見てみると1時すぎ。これは見なきゃ、ということで、早速チケットを買って中に入りました。

日曜日ということもあって、この日の球場はカープファンで超満員。結果は、真っ赤に染まったスタンドに後押しされて、カープの圧勝。最近低迷の続くカープですが、この日は試合が終わってもファンがずっとスタンドに残っていました。

僕はと言えば、理由があってゲームの後すぐ球場の外へ。目的はもちろん、今シーズン限りで引退を表明している新庄選手。それでなくても日本で野球を見る機会もそうそうないので、人垣の合間を縫って日本ハムの選手たちが乗るバスの前へ。新庄選手目当ての人たちがカメラを構えていましたが、僕もバッテリー切れ寸前のカメラを片手にスタンバイ!

結局、新庄選手は別のバスに乗り込んだため「ご尊顔」を拝むことはできませんでしたが、ヒルマン監督(写真)や小笠原選手など、ずっと見たかった人たちも見れたので、それはそれでよかったです。
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by nazdravie | 2006-05-25 20:47 | いろいろ
韓国のビールの飲み方は、ハンパじゃありません。焼酎なんかは杯でグググッってのがふつうですし、ウイスキーなんかも水割りはもちろん、オンザロックなんてヤワな飲み方はしません。やっぱりストレートでグイッといっちゃいます。

かといって、こっちの人がお酒に強いのかといえば、必ずしもそうではないんです。まぁ、「酒に強い」をどう定義するかによるんですが、僕の考えでは、お酒を飲んで完全に酔っ払ってしまって、自制が効かなくなっちゃう人は、どんなに底なしに飲めても「強い」とはいえない、まあそういうことです。

韓国人は、男の人も女の人も、飲みっぷりは日本人よりもはるかに豪快ですが、酔いっぷりもハンパじゃありません。韓国で「酒が強い」とは、まさに「たくさん飲める人」のことなんです。

そんなわけで、韓国には酒の強さ(ここでの「強い」は自制よりも量を指す)を競うために生まれた、数々の「オリジナルカクテル」が存在します。一番有名なのは、ビールとウィスキーを混ぜた폭탄주(ポッタンジュ:爆弾酒)」というやつです。今も昔も、2次会や3次会になると、必ずといっていいほど登場する、「夜のスタンダード・メニュー」です。

2000年前後には、大学生を中心に「타이타닉(タイタニッ:タイタニック)」というビールの飲み方が大きな支持を受けました。「タイタニック」とは、ビールの中ジョッキ(500ml)の中に空の焼酎の杯を浮かべ、ビールの中に浮かんだ杯の中に各自順番に焼酎を注いで回していきます。そうすると、杯は重力の法則に従い、だんだん下へ下へと沈んでいきます。そして、ある人がその杯に焼酎を入れた瞬間(あるいは、ジョッキを隣の人に回す途中)、杯はゆっくりとジョッキの底へと沈んでゆき、杯の中の焼酎は鮮やかな泡と化し、ビールと一体になります。そう、まさにビールが「海」で、焼酎の杯が「沈みゆくタイタニック号」というわけです。船を沈ませた人は、その罰として、タイタニック号の眠るビールの海をイッキに飲み干さなければなりません。

「タイタニック」だけではもの足りない韓国人は、次に「오십세주(オシプセジュ:五十歳酒」という、これまたとんでもないものを考え出しました。薬酒の一種である「백세주(ベクセジュ:百歳酒)」と焼酎を一瓶ずつ丸ごと混ぜてひとつの酒にしてしまうんですが、百歳酒の味が半分になるので、「五十歳酒」と名づけられました。これは、けっこうソフトな口当たりで飲みやすいんですが、これを何杯も飲んでいると、そのうち足がフラフラになるほど酔っ払ってしまいます。ところで、この五十歳酒。飲みの席での「非公式」メニューだったのが、最近はなんとどこの居酒屋にも「公式メニュー」として、価格表に名を連ねています!

しかし、これで驚いてはいけません。今回光州へ旅行に行ってきたんですが、そこでとんでもない「カクテル」の存在を知ってしまったんです。その名も「소백산맥(ソベクサンメク:小白山脈)」。韓国には、小説でも有名な「(テベッサンメク:太白山脈)」という大きな山脈があるんですが、この飲み方は、その山脈にかけて名づけられたものです。なかなか文学的な響きがしますが、実はこれ、当て字です。実際には、「소주(ソジュ[焼酎])」の「소(ソ)」、「백세주(ベッセジュ[百歳酒])の「백(ベク)」、「산사춘(サンサチュン[山査春])」の「산(サン)」、「맥주(メッチュ[麦酒]:ビール)」の「맥(メク)」。これで「小白山脈」ならぬ、「焼百山麦」の完成です。読み方はどちらも「소백산맥(ソベクサンメク)」。

もちろん、こんな恐ろしいお酒は、僕も飲んだことがありませんし、まだ飲んでいるのを見たこともありません。それにしても、これから数年後には、いったいどんな「カクテル」が登場するのか、考えただけでも恐ろしくなってしまいます。
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by nazdravie | 2006-05-08 23:56 | おもしろ韓国語講座
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この連休、全羅南道をドライブしてきました。KTXで光州まで行って、ここを基点に知り合いの車で道内の各都市を点々と。

上の写真は、そんなドライブの途中で見つけたもの。

右下に向いている矢印。右折禁止の表示が出ていますが、ここの行き先は「非常滑走路」。つまり、道路は道路なんですが、有事の際に滑走路として使用される道路です。むかしはソウル市内にもいくつかあったらしい(汝矣島の大きい道路もそうだったとか?)んですが、実際にこんな標識を見ると、「あぁ、韓国もまだ北朝鮮と休戦状態にあるんだなぁ」と実感。

でも、このちょっと先には、梨畑が延々と広がる長閑な田園地帯が。

戦争と平和-。むずかしいですね。
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by nazdravie | 2006-05-07 23:55 | Discover Korea
f0008573_023173.jpgソウルでも、日本のラーメンを食べられるところがいくつかありますが、ここ「味箱(アジバコ)」は、韓国屈指の名門女子大・梨花女子大学の前にあり、いつも行列が途切れることのない店として有名だとのことで、昨日早速食べに行ってきました。

僕は関東の人間ではないのでよくわからないのですが、この「味箱」は神奈川県にあるラーメン屋さんの韓国分店で、本店のほうは日本のマスコミでも度々紹介された有名店だとか。なるほど、そこまで言われたら、行かないわけには行きません。

とりあえず、午後2時半~4時半までは営業していないとのことなので、じゃあ5時に店の前で待ち合わせを、と友だちに言うと、「そんな時間に行ったら1時間は待たなきゃなんない」と言われ、4時に店の前で待ち合わせをすることに。「そんなに早くいって、どうするのかなぁ」なんて思いながら行ったんですが、到着してみてビックリ!なんともうすでにたくさんのお客さんが、列を作っているではありませんか!

客層は、場所的なこともあるんでしょうが、8割~9割方が10~20代の若い女性のようで、ちょっと居づらい感じが無きにしも非ず(苦笑)でした。店員のお兄ちゃんたちがみんな男前なので、一説には、彼ら目当てで店を訪れる女の子たちもいるとか!

f0008573_0234464.jpgメニューはスタンダードにみそ(6,000ウォン)、しょうゆ(6,500ウォン)、塩(6,500)があり、その他ミスズ麺(7,500ウォン)と辛口ミスズ麺(7,500ウォン)というオリジナルラーメンがあります。その他、チャーシュー(2,000ウォン)、ワンタン(2,000ウォン)、味玉(500ウォン)、ミニ丼(1,500ウォン)といったトッピング&セットメニューもあり、飲み物もレモンサワー、ウーロンハイ、日本のビール(アサヒ、キリン、サッポロ)、それにお酒セットというのもあります。レモンサワーってとこが、やっぱり関東のお店なんだなー、って思いました(笑)。

さて、肝心の味のほうですが、行列待ちをした分だけ期待が大きかったのかもしれませんが、敢えて書かしてもらうとすれば、「行列をしてまで食べることはない」といったところです。いや、不味いとかそういうわけではなく、実際韓国でこれだけ日本式にこだわったラーメンを出す店も多くはないと思いますし。ただ、スープがあんまり熱くなかったこと、麺がちょっと少なかったこと(男性なら大盛りでちょうどいいかも)、そして何より長い行列を待たなければならない、というのが、私の中で少しポイントを下げてしまいました。

いずれにしても、やはり日本式ラーメンをここまで忠実に再現しようと努力される姿勢には、在韓日本人として感謝すべきでしょう。次にまた行くかと聞かれれば、あの行列があるかぎりは行かないと思いますが、平日の食事どきを外せば、行ってみてもいいかもしれません。せっかくお酒のメニューがあっても、窓の外にたくさんの人が行列を作っているのを見ると、ゆっくりビールをひっかけてもいられませんからね!

住所:ソウル特別市西大門区大峴洞56-27
電話:02-313-0817
URL: http://www.ajibako.com/
アクセス:地下鉄2号線「梨大前」下車、2番出口を出て梨花女子大学方面へ。ふたつめの路地を左へ曲がり、少し行くと右手に「味箱」の看板が。看板のある階段を下りてすぐ左手。
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by nazdravie | 2006-05-01 23:50 | ソウルで世界を食べよう!