在韓駐在員の現地リポート


by nazdravie
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【ソウルの街角で #001】 「国家安保は国家競争力です」

地下鉄1号線の車内で。

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ドミノを模したバーコードの中にある「111」の文字。これは国家情報院の電話番号です。「国家情報院って何だ?インターネットとかを所轄している省庁かな?」などと思っては大間違い。かつては「国家安全企画部」と呼ばれ、独裁政権時代にはすべての国民から恐れられたところなのです。まさに韓国のCIAですね(通称もズバリKCIAでした)。

さて、真ん中にある茶色字のスローガンですが、「国家安保は国家競争力です!」と書かれています。さらに下に小さく「情報の土台がしっかりしてこそ、国の経済も発展します。スパイ、テロ、国際犯罪、産業スパイの通報は111へ」。なんとも物騒ですが、今なお北朝鮮と休戦状態にある韓国では、スパイやテロといった映画の話のようなことも、実際に起こりうる状況にあるのです。

この広告の右下隅には、さらに小さな文字でこう書かれています。

「賞金 スパイ船:最高1億5,000万ウォン、スパイ:最高1億ウォン」

通報がスパイ船の摘発に決定的な役割を果たせば、なんと最高1億5,000万ウォンの報奨金がもらえるというわけです。それにしても、スパイそのものは報奨金が最高1億ウォンなので、意外と船のほうが情報価値が高いようですね。
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by nazdravie | 2006-02-12 19:55 | ソウルの街角で